タクシーデビュー

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今回はタクシードライバーとしてデビューした時を思い出して記します。

忘れもしない2020年2月16日に一人でタクシーデビューをしたのですが、それまでに社内講習1日、側乗3日がありました。

社内講習とはカンタンな説明だけで実質1時間くらいだった覚えがあります。メーターの使い方と、会社の決まりを少し教わりました。

今になって思うと、気楽な会社だからこその自由な研修だったようです。
厳しい会社もたくさんあるようです。座学で3日側乗で3日という会社もあるようです。

私には良い環境に思えます。実際やりながら覚える方が私は向いています。

側上は3人の教官(同僚?)の横に乗って実際の営業を見せてもらう。
ほとんど私が運転させてもらってました。
これだけで次の日からタクシードライバーデビューです!?マヂで?

はじめはなんとかなると思ってました。40年以上大阪人してますし、地理も道もなんとなくわかる、接客はまぁなんとかなるだろう。営業歴20年近いし。

実際会社は「なんとかなるもんだし、行っておいで」って感じで送り出されました。
しかしテキトーというか、自由というか、ラフな会社です。
私には合ってるのでもちろん何も言いません。むしろ喜ぶべきこと。

実際、、、、接客は大丈夫でした。なんとかなります。

問題は道です。プライベートで走るのとお客さん乗せて走るのは全然違う。知らない人の運転手として走るプレッシャーはものすごい。

道も、間違えられないプレッシャーが半端ないです。急いでる人もいますし、何より遠回りしたらお客さんに運賃を払ってもらわなくてはなりません。最短ルートというより、最適ルートがわからない。ナビもいまいちあてにならない。

ルートの話はまた別で記して残しておきたいと思います。

あとは仕事として走ると、やることや気にしないといけないことが同時にワッと押し寄せるので混乱します。
お客さんを見つけるとウインカー出して、左に寄せて止まって、ハザード出して、ドア開けて、その間にラジオ消して、営業スマイル準備して、発声練習したりなんかして、ドア開けて、挨拶して、行き先聞いて、ルート考えて確認して、メーター動かして、走り出す。
走ってる途中でもナビ入れて、渋滞確認して、最適ルートは常に何度も考えて、お客さんの様子伺って、話せそうなら話して、少しでも楽しい話題振って・・・ってな具合でしょうか。言葉で書くと大変ですね。

お客さんに乗ってもらう時と降りてもらう時がやっぱりやることが多くて大変、これは注意も散漫になりますわ。事故注意ですね。

しかし、いま思えばあんな適当な研修でデビューしてプロとして走るとは、大丈夫か?
こんな状態でお客様乗せるとかなめてますね、、ごめんなさい。

でもでも、、なんとかなってしまうのがタクシードライバーの面白いところ。これにはコツがありました。

次回に続きます。。

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